沖縄・生物多様性市民ネットのブログ/Citizens' Network for Biodiversity in Okinawa

　沖縄市サッカー場の調査は重要なことなので、専門家への相談、そして調査評価報告書の依頼をするなど、急な取り組みにも関わらず、沖縄BDは出費を伴うことも財政事情に関わらず、進めてきました。　この経験を、市民の学ぶ財産として共有するためでもあります。
　
　ただ、一市民団体として、これを負担するのは大きいので、ぜひみなさんのご協力をお願いいたします！
　


　6月13日に沖縄市諸見里のサッカー場整備工事中に米軍遺棄物と思われるドラム缶が発見されました。

　沖縄・生物多様性市民ネットワーク（沖縄BD）は、この調査が2002年の北谷で200以上のドラム缶が発見されて実施された不備な調査、ドラム缶内容物が曖昧にされたまま行われた処理といったことを再び繰り返さないために、この調査について、関係機関に要請し、過程を監視してきました。
　　
　この調査では、沖縄市が沖縄防衛局とは別に、独自で第三者機関に調査を依頼し、透明性のある調査を実施するという画期的なことが行われました。沖縄の動きの中で大きな前進です。

　今回の調査体制、調査結果をきちんと評価することが、今後行われる追加調査、全面調査、ひいては沖縄で行われる基地跡地調査等で重要なことであると沖縄BDは考え、評価するためのプロジェクトを展開してきました。

　専門家である環境総合研究所の池田こみち氏への調査の評価「旧嘉手納基地返還跡地から発見された有害物質分析調査についての暫定評価報告書－沖縄防衛局と沖縄市の調査の比較を中心に－」の執筆依頼もその一つです。
　
　この報告書、専門家への相談料、その他で経費がかかっています。１市民団体での負担では重いので、みなさんにカンパをお願いできたらと思います。

　今回の調査について、沖縄がじっくりとりくんでいくための基盤となるプロジェクトだと思います（裏面の琉球新報寄稿参照）。どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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この件に関するお問い合わせ：沖縄・生物多様性市民ネットワーク　河村　070-5482-0084

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