インドで開催中のCBD-COP11に沖縄BD豊見城支部の瀬長さんが参加

2012年10月17日/ CBD

生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)がインド、ハイデラバードで開催されています。
 →生物多様性条約COP11サイト
  
 沖縄BDからは、豊見城支部の瀬長修さんが、IMADR(反差別国際運動)、特に国連生物多様性10年市民ネットワークでもお世話になっている武者小路公秀先生のご支援・協力の下、参加しています。武者小路先生はCOP10の時に、羽後静子先生、高里鈴代さんとともに、沖縄のグローバル市民フォーラムでパネリストとしてご参加くださってから、沖縄BDのサポートをしてくださっています。
 
 また、SBSTTAでも沖縄のサポーターとしてご活躍くださった日本環境法律家連盟(JELF)の三石朱美さんからも、現地で強力なサポートをいただいています。
先住民族と地域コミュニティー(Indigenous and Local Community ,ILC)のミーティングで、沖縄のことを話す機会をつくっていただきました。武者小路先生が、通訳をつとめてくださったとのこと。下の三石さんから送っていただいた写真がその様子です。
 ILCの共同議長を務めているYvonneさんは、SBSTTAの時に沖縄BDが作成し、三石さんが現地で配布してくださったUpdate on Okinawa's Struggleを読んでいてくださった方だそうです。

インドで開催中のCBD-COP11に沖縄BD豊見城支部の瀬長さんが参加

             Photo: Akemi Mitsuishi

 Yvonneさんは、三石さんがSBSTTAの時よりずっと悪くなってるとの報告を受け「ともにとりくんでいくこと(work together) が必要なのよね。私たちはそのためにも、こうしてここに一緒にいるんだから」と言ってくれたそうです。また、もう一人の共同議長のJuanCarlosさんも、COP10からの継続で最新情報を作りたいんだといったところ、気持ちよくOKしてくださったとのこと。

 三石さんが沖縄の基本情報(位置、歴史、米軍基地の状況)、普天間問題、辺野古(ジュゴン訴訟など)と高江(SLAPP裁判のこと)の件、これまでの沖縄の取り組み(訪米団の取り組みやCOP10)を説明・紹介し、瀬長さんが、国連人種差別撤廃委員会の取り組みのこと、辺野古アセスの事、普天間にオスプレイが配備され、高江で離発着していることを伝えるという構成で発表されたそうです。

 他の方たちが、それぞれに抱えている事件を紹介する時間がないなかで、沖縄の深刻さを共有してくれたこと、コンゴのゴリラの自然保護区を守っている人、ネパールの人、カメルーンの人、タンザニアの人、いろんな立場の人が応援してるよとか、自分のところにも問題あるんだけど、お互いにがんばろうねと声をかけてくれたという報告がありました。

 瀬長さんは、豊見城のことをインドとのサイドイベントで発表しています。それはまたご本人のご報告を楽しみに待つこととしましょうふたば

沖縄タイムスが記事にしてくれました。
インドで開催中のCBD-COP11に沖縄BD豊見城支部の瀬長さんが参加



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Posted by 沖縄BD at 00:39│Comments(0)
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