IMADRが人権理事会の口頭声明で沖縄について言及

2012年03月20日/ 国連

 国連人種差別委員会の件でご尽力いただいているIMADR(反差別国際運動)の白根さんが、国連人権理事会の口頭声明で、沖縄の件を言及してくださいました。英文は下に添付します。
 昨年の高江で工事が強行された時に、市民外交センターがつないでくださり、急なことにも関わらずIMADRの口頭声明に高江の件をいれてくださったのでした。今年は、高江以外の問題もいれてくださっています。本当にありがとうございます。
 
 沖縄の部分のみ、仮訳をこちらに掲載します。
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IMADR 口頭声明:人権委員会19セッション
Item 4: 一般討論(General Debate)
(仮訳)
2012年3月13日


議長、ありがとうございます。
(略)

日本のもう一つの問題について、強調させていただきたいと思います。日本の面積の0.6%を占めるにすぎない沖縄に、在日米軍基地の74%が集中しているという問題です。この米軍基地の沖縄への著しい不均衡な集中は、日本政府の沖縄/琉球に対する差別的政策の現れであると認識しうるものである一方、米軍の存在は、女性への暴力、在外特権を与えられている軍人による犯罪、「騒音」、環境破壊など、様々な沖縄の人々の基本的人権を侵害する問題を引き起こしています。さらに、辺野古の新基地建設や、高江のヘリパッド建設は、沖縄の人々の強い反対にもかかわらず、日米政府によって強行されています。私たちは、日本政府に、沖縄の人々が受けている人権侵害の問題に取り組むこと、沖縄の人々の合意が得られないならば基地建設を中止すること、広く沖縄の人々と真の協議を行うことに従事すること、そして日本政府の差別政策をみなおすことを要求いたします。

議長、ありがとうございました。
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人権理事会で読み上げた時の映像は国連ウェブキャストのアーカイブで見ることができます。こちらです。


・IMADR 口頭声明:人権委員会19セッションItem 4: 一般討論(General Debate) 原文
IMADRsitems4sGDs20120313.pdf (PDF: 345KB)


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Posted by 沖縄BD at 19:08│Comments(0)
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