大浦湾にてニシヒラトゲコブシ発見(国内初確認のカニ)

2013年05月15日

大浦湾からうれしいニュースが届きました!国内で初めて小さなカニが発見されたのです。今回のカニの発見者は琉球大学大学院理工学研究科の藤井琢磨さんで、地元の海を愛している知人の名前を付けたいと考えたことから、和名を「ニシヒラトゲコブシ」と名付けました。藤井さんの知人はすなっくスナフキンの代表の西平伸さんです。

ニシヒラトゲコブシはこれまで、タイやインドネシアなど東南アジアで見つかっているピンク色をした、甲長約1.5cmの小さなカニです。発見地点は、普天間基地代替建設予定地に近い、大浦湾の瀬嵩集落沖合約400m、水深15mの地点とのことです。


○論文は以下からダウンロードできます。
「沖縄島沿岸より採集された日本初記録のニシヒラトゲコブシ (新称) Arcania novemspinosa(甲殻亜門: 十脚目: コブシガニ科). 」
http://w3.u-ryukyu.ac.jp/naruse/lab/Contents_J_files/FR3-1_Fujii_Naruse.pdf


大浦湾にてニシヒラトゲコブシ発見(国内初確認のカニ)

新聞記事は以下サイトからもご覧いただけます。
●大浦湾に国内初確認のカニ 命名「ニシヒラトゲコブシ」(琉球新報)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-206389-storytopic-1.html

(執筆 アオサンゴ作業部会)



Posted by 沖縄BD at 18:00│Comments(0)
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