<辺野古アセス>報道:埋め立て申請次期政権へ先送り

2012年11月24日

 辺野古アセスの報道です。埋め立て申請を次期政権に先送りするという報道ですが、防衛省の補正評価書がどのようなものになるかも明らかにせず、申請の話はできないはずでしょう。政府はまずこのアセス手続きの中で、知事意見に応えた補正評価書についての責任を果たすことです。
 その責任を問い、「辺野古アセス粉砕」への動きをつくるためにも、11月30日(金)のアセス学習会@名護にご参集くださいダッシュ

○琉球新報2012.11.23
<辺野古アセス>報道:埋め立て申請次期政権へ先送り

○時事ドットコム
辺野古埋め立て申請先送りへ=普天間移設で政府調整→こちら
 "政府は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古沿岸部への移設に必要な県に対する埋め立て許可申請について、12月16日投開票の衆院選後に先送りする方向で調整に入った。沖縄で米兵による事件が相次ぎ、米軍基地への反感が高まっている状況下で、申請に踏み切れば事態を悪化させかねないとの判断からだ。
 野田佳彦首相と森本敏防衛相、玄葉光一郎外相ら関係閣僚は22日、首相官邸で申請時期を含め対応を協議。外務省幹部によれば結論は出なかったが、外相はこの後の記者会見で「手続きの実施時期を決められる状況ではない」と述べ、衆院選前の許可申請に否定的な見解を示した。
 政府関係者も、相次ぐ米兵の事件に加え、地元の反対を押し切る形で米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備が強行され、沖縄の反発がこれまでになく高まっていることを指摘。「申請すればますます混乱を招く」と語った。また、防衛省幹部は「米側から急いでほしいとの要望は来ていない」と説明した。 
 政府は沖縄での米兵による事件の頻発を受け、在沖米軍と地元自治体を交えて対策を話し合う協議会を28日に開くことを決めたばかり。ただ、米軍が10月に全兵士の夜間外出禁止を決めた後も事件は続いており、有効な再発防止策を見いだせるかは不透明だ。
 普天間飛行場移設に伴う防衛省の環境影響評価書に対し、仲井真弘多知事は今年2月、「環境保全は不可能」とする意見書を政府に提出。同省は、埋め立て許可申請の前提となる評価書の補正作業は12月中旬に終了できるとしている。衆院選で政権が代わった場合、新政権の始動期は不人気な政策は取りづらいとみて「申請がどんどん先延ばしされる恐れがある」(幹部)と警戒している。(2012/11/22-17:08)"




Posted by 沖縄BD at 17:11│Comments(0)
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