高江をすくえ、やんばるの森をまもれの県議会陳情2件

2012年09月29日/ 高江

 高江をすくえ、やんばるの森をまもれの県議会陳情2件  
 沖縄BDのブログではオスプレイの配備計画については環境レビューのまとめサイト以外触れていませんが、沖縄ではオスプレイ配備阻止に必死の行動が行われています。普天間基地のゲートを市民が座り込んで封鎖しています。

 一方、高江でも沖縄防衛局が住民・県民を欺き、早朝からの強行工事を強行しています。24時間体制の監視・座り込みと阻止行動が続き、高江の人たちの負担はどれほどのものかと思います。(しかし、高江の人たちは発信を絶やすことなく続けています。→やんばる東村 高江の現状ブログ 私たちが国連などのアップデイト文書を作るときもこれがどんなに役だっているでしょうか。本当に頭が下がります。)

 しかしオスプレイの問題は高江の問題であり、工事中止が急務であるということを、沖縄県は認識していないようです。沖縄県はオスプレイ配備には反対していますが、環境レビューで、高江のヘリパッドが「オスプレイパッド」であることが明らかになったのにも関わらず、沖縄県はヘリパッドは容認の姿勢をとっているのです。
 
 そこで、沖縄BDは県議会で高江のことをしっかりと認識し、沖縄県がヘリパッド反対の姿勢をとってもらうために9月議会に陳情を提出しました。
 また、世界自然遺産、特にやんばるの国立公園化の面からの指摘をした陳情も有志で出しました。
 2つの陳情で、国連や、国際的な環境関係のコミュニティー、特に国際自然保護連合(IUCN、これは世界自然遺産の審査機関です)でどのように高江のヘリパッド建設が懸念されているか、この機会に広く知ってもらいたいと思います。高江の人々の暮らしのためにも、世界の宝であるやんばるの森にとっても、日本政府や県が用いる「北部訓練場が戻るので」という理由で建設を進めることはできないのです。
 国内外の世界の人々が高江のヘリパッド建設を反対してきたことは昨年のこちらの記事も参照してください。
沖縄BD高江陳情l公開用2012.9.27

 
県議会陳情(世界自然遺産)20120927
 
 



同じカテゴリー(高江)の記事

Posted by 沖縄BD at 01:01│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。