沖縄・生物多様性市民ネットのブログ/Citizens' Network for Biodiversity in Okinawa

　2012年6月13日、防衛省は、米軍普天間飛行場への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備のための、米海兵隊が実施した環境審査書（レビュー）を沖縄県、宜野湾市、浦添市に提出しました。

　・「環境への影響ない」　防衛省が米実施の審査書説明　オスプレイ（『琉球新報』2012年6月13日）。
　・オスプレイ「重大な環境影響なし」防衛省説明（『沖縄タイムス』2012年6月13日）。
　


　昨年2011年6月6日、防衛省が、オスプレイの普天間基地への配備の通達を、沖縄県、宜野湾市などに行って以来、市民、県民は、宜野湾市民による緊急座り込み抗議行動（2011年6月13日）、宜野湾市議会による抗議決議、意見書の可決（2011年6月22日）、沖縄県と宜野湾市による配備計画についての沖縄防衛局への質問書の提出（2011年6月24日）、県議会の配備撤回の意見書と抗議決議（2011年7月14日）など、配備に関しての抗議を行ってきました。
　沖縄BDでも、昨年９月5日、沖縄防衛局への高江のオスプレイパッド建設要請行動で、オスプレイの沖縄配備の撤回について対米交渉を直ちに開始することを要求しています。

　防衛省は、沖縄県と宜野湾市の質問書には、2011年9月1日に「米国政府に配備計画の修正を申し入れる立場にない」と回答し、その後も配備推進の政策を推し進めてきました。

　今回公開された環境レビューが「オスプレイ配備および運用の実施から、いかなる重大な環境問題も生じない」と結論づけているという報道がされていますが、これに対しての多くの批判については、また別記事でまとめます。ここでは、公開された環境審査書のリンクなどを紹介し、埋め込んでおきます。
　　　　
　沖縄防衛局企画部ウェブサイト→こちら
各リンクは以下のとおり
1　Environmental Review for Basing MV-22 Aircraft at MCAS Futenma and Operating in Japan（14.2MB）
2　Appendix Ａ：Additional Operations Details for MV-22s
3　Appendix Ｂ：Exhaust and Downwash Technical Memoranda（8.5MB）
4　Appendix Ｃ：Aircraft Noise Study for the Basing of MV-22 at Marine Air Station Futenma and Operations at Marine 　　Corps Facilities in Japan（69.7MB）
5　Appendix Ｄ：Natural Resources Studies for Proposed MV-22 Landing Zones in Okinawa（81.7MB）

Environmental Review for Basing MV-22 Aircraft at MCAS Futenma and Operating in Japan
1 Environmental Review for Basing MV-22 Aircraft at MCAS Futenma and Operating in Japan
　
Appendix以下はこちら↓