<辺野古アセス>辺野古・違法アセス訴訟 集中審理(後半日程)

2012年01月29日/ 辺野古アセス

辺野古・違法アセス訴訟 集中審理(後半日程)が今週あります。

評価書も公開され、審議会でも審査委員から市民からの厳しい指摘が続いています。
その中で、集中審理の後半日程が始まります。

国側はこの裁判を入り口で退ける主張をしており、裁判自体不適法であるとしています。国側から、主尋問に反論がないのはその姿勢の現れではないか、とのこと。
2/1に証言なさる山田健吾氏は、このような裁判ができる、ということを証言します。国はこれにどのような反論をするのでしょうか。これにも反論しないのでしょうか。

前回の集中審理では、沖縄県知事の埋立許認可権の期限の前に、裁判官は判決を下すと表明しています。

砂川かおりさん(沖縄国際大学)が、「2009年に沖国大で開催されたUNEPの国際ワークショップで、米国の環境団体アース・ジャスティスのヘンキン弁護士が、闘いに勝つためには、法廷での闘いと法廷外での政治的な闘いに勝つことが重要だと発表していました。この裁判での議論が、現在進行中の辺野古アセスの問題点を洗い出し、知事の公有水面埋立の承認・不承認の判断に科学的な根拠を与える機会になることを願っています。」と以前に書かれていました。
まさに今がその時、という感じです。

お知らせ、ヘリ基地反対協議会のHPより下記に転載します。
ヘリ基地反対協議会のお知らせHPはこちら
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日時 2012年2月1日(水)~2月2日(木)

各日とも午前・午後通しての審理が予定されています。

証人尋問・原告本人尋問が行われます。 ここで私たちの主張をすべて裁判所に出すことになり、この後は結審、判決の流れになる見込みです。

2月1日(水)
10時30分~ 山田健吾氏(広島修道大学法科大学院)
14時~ 東恩納琢磨氏・渡具知智佳子氏・大西照雄氏

2月2日(木)
10時30分~ 桜井国俊氏(沖縄大学)・花輪伸一氏(世界自然保護基金ジャパン)
14時~ 真喜志好一氏

両日とも9時30分より、那覇地方裁判所向かいの公園にて事前集会を行います。
開廷30分前には傍聴券の抽選が行われる見込みです。

年末に環境アセス評価書を県庁に投げ込まれる事件がありました。 本裁判では環境アセスを最初からやり直すよう求めておりますので、裁判は引き続き行われることになります。 評価書「提出」を受けた追加の意見陳述を、桜井氏・花輪氏・真喜志氏に行っていただきます。

原告団・弁護団では相手(国)側の立場の証人として、高見沢将林氏(防衛研究所長・もと防衛政策局長)の証人尋問を要求しています。 同氏の証人採用の可否は2月に決まる見込みです。 証人採用された場合の尋問日程は、3月5日(月)を予定しています。
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<辺野古アセス>辺野古・違法アセス訴訟 集中審理(後半日程)
photo: Yukiko Okamoto
前回集中審理時の金高弁護士と沖縄にかよいつめる花輪さん
みなさんお疲れ様です。今回もよろしくお願いします。



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Posted by 沖縄BD at 17:08│Comments(0)
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