「うみさんぽ」写真展at琵琶湖博物館
2013年08月09日/ イベント情報/ アオサンゴ作業部会/ 辺野古
沖縄BDのアオサンゴ作業部会の牧志治さんと、ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)のコラボレーションで、「うみさんぽ:生物多様なジュゴンの棲む海 写真展」が、8月6日から9月1日まで、滋賀県立琵琶湖博物館で開催されています。(琵琶湖博物館のHPによる紹介はこちら、SDCCのブログでの紹介はこちら)
牧志治さんとSDCCの写真展のコラボレーションは、これまでも大阪のカフェギャラリーや、エコイベントのブース等で行われてきました。(2011年の「うみさんぽ」の報告はこちら、2012年の「いのち紡ぐわたしたち」でのブースの報告はこちら)
沖縄の辺野古や大浦湾の豊かな自然を知らない本土の人々に、そしてそこで新たな米軍基地が作られようとしていることを知らない人々に、ぜひともその実状を伝えようと、地道に頑張ってきた牧志さんとSDCCの取り組みの積み重ねが今回の「県立琵琶湖博物館」での「うみさんぽ」の開催に繋がっています。
牧志治さんの「うみさんぽ」の写真
沖縄においてもそうですが、本土において公の場所を利用して、今回のように辺野古・大浦湾の自然を紹介することは必ずしも簡単ではありません。必然的に基地問題にも触れることになるからです。それを考えると今回の「うみさんぽ」の県立琵琶湖博物館での開催は非常に大きな意義があると思います。
牧志さんの写真を通して、多くの人々が、沖縄の豊かな自然について、そこで繰り広げられてきた人々の暮らしについて、そしてそれを守るということについて、考える機会になればと思います。

写真展入り口のクマノミの写真はSDCCの三村昭彦さんの撮影です!
学習会のお知らせ:
SDCCでは、ジュゴン連続学習会・第2回として、「ジュゴンを守るために、ジュゴンを知ろう」を10月5日(土)に開催します。ジュゴンの研究を沖縄、タイ、フィリピンで行ってきた「海の生き物を守る会」代表の向井宏さん(京都大学特任教授、北海道大学名誉教授)が講師です。(情報は近々こちらにupされます)
Personal Note:
滋賀と沖縄には深いつながりがあるのをご存知ですか。滋賀には彦根市という市がありますが、そこは、琉球王朝の最後の王・尚泰のひ孫にあたる歌人・井伊文子(故人)さんが、井伊直弼の子孫・井伊直愛(故人、元彦根市長)さんと結婚し、長年暮らしていたところです。井伊文子さんは、1972年の沖縄復帰の年、本土と沖縄の「心の架け橋」として「佛桑花の会」を設立し、その後35年の間、沖縄の子供たちを様々な形でサポートしてきました(琉球新報の社説を参照)。「佛桑花の会」主催の「本土一周勉強の旅」で初めて琵琶湖を見させてもらった(当時の)沖縄の子供の一人として、今回、琵琶湖博物館で「うみさんぽ」が開催されることを非常に感慨深く思っています。牧志治さん、SDCCのみなさん、ありがとうございます。H.Y.

沖縄の辺野古や大浦湾の豊かな自然を知らない本土の人々に、そしてそこで新たな米軍基地が作られようとしていることを知らない人々に、ぜひともその実状を伝えようと、地道に頑張ってきた牧志さんとSDCCの取り組みの積み重ねが今回の「県立琵琶湖博物館」での「うみさんぽ」の開催に繋がっています。
牧志治さんの「うみさんぽ」の写真
沖縄においてもそうですが、本土において公の場所を利用して、今回のように辺野古・大浦湾の自然を紹介することは必ずしも簡単ではありません。必然的に基地問題にも触れることになるからです。それを考えると今回の「うみさんぽ」の県立琵琶湖博物館での開催は非常に大きな意義があると思います。
牧志さんの写真を通して、多くの人々が、沖縄の豊かな自然について、そこで繰り広げられてきた人々の暮らしについて、そしてそれを守るということについて、考える機会になればと思います。

写真展入り口のクマノミの写真はSDCCの三村昭彦さんの撮影です!
学習会のお知らせ:
SDCCでは、ジュゴン連続学習会・第2回として、「ジュゴンを守るために、ジュゴンを知ろう」を10月5日(土)に開催します。ジュゴンの研究を沖縄、タイ、フィリピンで行ってきた「海の生き物を守る会」代表の向井宏さん(京都大学特任教授、北海道大学名誉教授)が講師です。(情報は近々こちらにupされます)
Personal Note:
滋賀と沖縄には深いつながりがあるのをご存知ですか。滋賀には彦根市という市がありますが、そこは、琉球王朝の最後の王・尚泰のひ孫にあたる歌人・井伊文子(故人)さんが、井伊直弼の子孫・井伊直愛(故人、元彦根市長)さんと結婚し、長年暮らしていたところです。井伊文子さんは、1972年の沖縄復帰の年、本土と沖縄の「心の架け橋」として「佛桑花の会」を設立し、その後35年の間、沖縄の子供たちを様々な形でサポートしてきました(琉球新報の社説を参照)。「佛桑花の会」主催の「本土一周勉強の旅」で初めて琵琶湖を見させてもらった(当時の)沖縄の子供の一人として、今回、琵琶湖博物館で「うみさんぽ」が開催されることを非常に感慨深く思っています。牧志治さん、SDCCのみなさん、ありがとうございます。H.Y.
Posted by 沖縄BD at 18:40│Comments(0)
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