<辺野古>沖縄防衛局が埋め立て申請の補正を早々提出

2013年06月01日/ 公有水面埋立対策/ 辺野古/ 沖縄防衛局

 5月31日、沖縄防衛局が埋め立て申請の補正を〆切の6月11日を待たずに早々と県に提出しました。下にその報道をまとめました。

 指摘された33項目、特に購入土砂の採取場所の問題、「実測平面図」の問題など、どのように「補正」されているのでしょうか。

 私たちは、5月2日の記事「<辺野古>埋め立て申請の報道:沖縄防衛局が県に補正について説明」で、こう書いています。
提出されたら、沖縄県はしっかりと透明性をもって検証していくことが求められています。/私たちも市民・住民の立場から、しっかりと検証していきましょう。
 沖縄県は、沖縄防衛局の「補正」が沖縄県の要求した「補正」にたりえるものであるのか、その基準や、沖縄防衛局の「補正」内容を市民の目の見えるところで検証することが必要でしょう。申請段階でこれだけ不備を指摘された例はないとのことでした。沖縄県が、厳しい検証と、その作業過程の透明性を確保してくれることを、私たちは心から願っています。そのために、私たちもアクションを起こしていきたいと思います。
 
○琉球新報 辺野古埋め立て申請の補正書を提出 沖縄防衛局(2013.5.31)
"沖縄防衛局は31日午前11時53分ごろ、県土木建築部海岸防災課に、米軍普天間飛行場代替施設建設事業に関する公有水面埋め立て承認申請書の補正書を提出した。
 提出を受け、仲井真弘多知事は同日、「内容を見てからだ。いよいよ本格的なチェックができる。ルールに従い(埋め立て承認申請に対し)判断したい」と述べた。同課と県土木建築部漁港漁場課は「補正が適正に行われていることが確認された場合は告示・縦覧に向けた手続きを、補正が不十分な場合は再補正を求める」との考えを示した。
 一方、沖縄防衛局の武田博史局長は「普天間飛行場の危険性除去は喫緊の課題で、固定化は絶対に避けなければいけない。本事業に厳しい声があることは承知するが、引き続き政府の考え方を説明し、沖縄の皆さまの理解を得る努力を誠心誠意行う」との談話を発表した。
 県は3月22日、沖縄防衛局が提出した同承認申請書に補正が必要な事項があるとして、4月12日に沖縄防衛局に対し補正を求めていた。期限は6月11日としていた。【琉球新報電子版】"

○沖縄タイムス 防衛局、埋め立て申請補正書を提出 (2013.5.31)
"米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て申請をめぐり、県の補正指示を受けていた沖縄防衛局は31日、補正書を県に提出した。防衛局職員が同日午前11時50分すぎ、書類を持参し、担当の海岸防災課に運び込んだ。
武田博史沖縄防衛局長は「丁寧かつ適切に補正作業を進めてきた」とした上で、「普天間の危険性除去は喫緊の課題であり、固定化は絶対に避けなければならない。政府の考え方を説明しながら沖縄の理解を得るための努力を行う」との談話を出した。
県は、補正が適正に行われているか中身を吟味し、埋め立て申請を告示・縦覧するかどうかを判断する。
申請は、防衛局が3月22日に県へ提出。形式審査の段階で県は4月12日、記述不足や不明瞭な部分を修正するよう33項目の補正指示を出し、6月11日までに返答するよう防衛局に求めていた。"


○QAB 辺野古アセス補正文書を提出 (2013. 5.31)

<辺野古>沖縄防衛局が埋め立て申請の補正を早々提出

"普天間基地の移設に絡み、沖縄防衛局は31日、名護市辺野古への基地建設に向けた辺野古沿岸部の埋立申請の補正文書を県に提出しました。
31日正午前、県庁には沖縄防衛局の職員3人が訪れ、補正された文書4部を提出しました。
沖縄防衛局は2013年3月に辺野古沿岸部の埋立申請書を県に提出しましたが、県は埋立に必要な土砂の採取場所や搬入経路などを具体的に示すよう33項目の補正を求めていました。
提出を受け、仲井真知事は「そんなにびっくりしないでください。注文したものが届いたということですから、これからチェックに入る。きちっとルールに従って受け付ける、ルールに従ってチェックして、ルールに従って答えを出すということですから、淡々と粛々と進めるということです」と話しました。
県では6月3日から形式審査を行い、適正と判断した場合は、県庁や名護市役所などで3週間にわたって縦覧を行います。
その後、関係機関である名護市の稲嶺市長に意見を求め、仲井真知事は8ヶ月程度で埋立を承認するかしないかを判断する見通しです。"





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Posted by 沖縄BD at 01:51│Comments(0)
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