IUCN生態系管理委員会委員長の林道建設についての警告記事(2009年8月13日)

2013年03月14日/ やんばる/ 世界自然遺産

 2月県議会で、やんばるの森や世界自然遺産についての陳情が他団体からも出されているようです。

 沖縄BDの陳情でも参考資料としてつけたのですが、国際自然保護連合(IUCN)生態系管理委員会のピエット・ウイット委員長が日本森林生態系保護ネットワークの招きで沖縄にいらしたときの(2009年7月21-22日)の記事(2009年8月13日朝日新聞夕刊)をこちらで共有します。

 ピエット氏は、国頭村の林道や伐採現場の状況、大宜味村の大保ダムの建設工事などを視察しました。

"--やんばるを含む奄美・琉球諸島は世界自然遺産の価値があると思うか。”の問いに、ピエット氏は、以下のように答え、警告しています。
「私は遺産候補地を評価する直接の担当ではないが、意見を求められることは多い。世界遺産の可能性はあるが、現在のような伐採を続けていると難しい。政府がやんばるの天然林の保護策を文書で明確に示すべきだ。サンゴ礁についても保護と管理を担保する方策が必要だ。沖縄の生態系が守られることは、世界的な利益になる。」
 
2009年8月13日朝日新聞夕刊
IUCN生態系管理委員会委員長の林道建設についての警告記事(2009年8月13日)

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IUCN生態系管理委員会委員長の林道建設についての警告記事(2009年8月13日)


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Posted by 沖縄BD at 23:48│Comments(0)
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