2012年10月21日 15:08
沖縄県は「辺野古アセス評価書」で「環境保全は不可能」と沖縄防衛局に意見書を提出しました。これに対し、防衛大臣は本年4月27日、評価書の補正について助言を受ける「有識者研究会」を設置し、9月25日に「中間的報告書」をまとめました。
このこと対して、日本自然保護協会をはじめ9団体は10月2日、「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価に関する有識者研究会 中間的整理 ~評価書の補正に係る基本的方針について~」に関する意見書をまとめ発表しました。
ところで、防衛大臣は年末、「補正評価書」を県に提出する見込みを示しています。仮に「補正評価書」が提出されると、年明けて公告 縦覧が始まりますが、政府はその最中で、埋立申請をする可能性もあります。
今、「辺野古」配備が前提とされているオスプレイ配備を撤回させる運動を強めるとともに、来るべき「埋立申請」に知事が拒否する環境づくりを強化しなければなりません。そこで、有識者研究会の「中間報告」の経緯や内容の問題性を共有するため、緊急の学習会を開催する事にしました。是非ともご参加を!
主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
連絡先:川満090-1946-3181
・有識者研究会の経緯については沖縄BDブログの「辺野古アセス」タグの5月からの記事にあげてありますので、事前・事後学習にどうぞ。→「辺野古アセス」タグ
・有識者研究会の議事資料(2回の現地視察報告含む)はこちら(5回目の議事はまだ)→普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価に関する有識者研究会会合議事録等
・辺野古アセス関係の日本政府動向についてはこちらの記事を→
-<辺野古アセス>報道:年内に環境評価終了=防衛相(2012年10月1日)
- <辺野古アセス>評価書関係新聞報道2つ(2012年10月20日)