辺野古:現地確認の報告に対する要望書提出(8/14)
2013年08月15日/ 辺野古アセス
沖縄県職員と沖縄防衛局がキャンプ・シュワブに『現地確認』に行きました。
船も出さず、海も見ずに、いったい何を確認してきたのでしょうか。
そして「現場が申請通りだった」ことと、「承認するかどうか」はまた別の問題です。


8月14日の琉球新報記事
●日経:沖縄県がシュワブ現地確認 辺野古埋め立て申請巡り
http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC1301Y_T10C13A8ACW000/
(PDF: 1011.05KB)
●沖縄タイムズ:県、辺野古埋め立て予定地調査「大きな問題点ない」
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-14_52887
●琉球新報:県が辺野古現地調査 當銘土建部長「参考になり得る」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211026-storytopic-3.html
●時事通信:埋め立て予定地を現地確認=辺野古沿岸、「申請通り」-沖縄県
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013081300644
(PDF: 361.15KB)
==========================
普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認手続きにおける現地確認の報告について
2013年8月14日
沖縄県知事 仲井真弘多 殿
公益財団法人 日本自然保護協会
理事長 亀山 章
沖縄・生物多様性市民ネットワーク
吉川秀樹
公有水面埋立承認申請手続きの内容審査の一環として、2013年8月13日に沖縄県の
職員約20名が名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部で現地確認を行いました。
法律で定められた手続きではないが必要であるという判断のもと今回の現地確認が行われたこと
については一定の評価はできますが、以下の2点を私たちは非常に懸念しています。
1.今回の現地確認の内容はその妥当性を欠いている
私達は長く埋め立て予定地の保全に関わっていますが、埋め立ては海上で行われるにも関わらず、
陸上のみを視察して、申請の通りだったと判断する県の姿勢には疑問を感じざるを得ません。
法律で定められた手続きではないということで、確認内容の妥当性が欠落してもいいとは
ならないはずです。
2.今回の現地確認の取り組みは、沖縄県の同手続きへのこれまでの取り組みと同様、
十分な説明責任と透明性が伴っていない
今回の現地確認については「現地の状況は政府の申請の通りだった」「不承認につながる問題は
見つからなかった」というコメントが当銘健一郎沖縄県土木建築部長のコメントとして時事通信
(8月13日)に取り上げられ、それがWall Street Journal Japan等の影響力をもつ全国メディアに
配信されています。私たちは、このコメントが埋立て申請に対する沖縄県の見解として解釈されること
を問題視しています。このコメントの真偽や説明も含めて、沖縄県は現地確認についてしっかりと
説明責任を果すべきです。
私たちは、以上の懸念があることから、沖縄県に対して現地確認の結果の公開と説明を求めます。
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琉球新報8/14
船も出さず、海も見ずに、いったい何を確認してきたのでしょうか。
そして「現場が申請通りだった」ことと、「承認するかどうか」はまた別の問題です。


8月14日の琉球新報記事
●日経:沖縄県がシュワブ現地確認 辺野古埋め立て申請巡り
http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC1301Y_T10C13A8ACW000/

●沖縄タイムズ:県、辺野古埋め立て予定地調査「大きな問題点ない」
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-14_52887
●琉球新報:県が辺野古現地調査 當銘土建部長「参考になり得る」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211026-storytopic-3.html
●時事通信:埋め立て予定地を現地確認=辺野古沿岸、「申請通り」-沖縄県
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013081300644

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普天間飛行場代替施設建設事業に係る公有水面埋立承認手続きにおける現地確認の報告について
2013年8月14日
沖縄県知事 仲井真弘多 殿
公益財団法人 日本自然保護協会
理事長 亀山 章
沖縄・生物多様性市民ネットワーク
吉川秀樹
公有水面埋立承認申請手続きの内容審査の一環として、2013年8月13日に沖縄県の
職員約20名が名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部で現地確認を行いました。
法律で定められた手続きではないが必要であるという判断のもと今回の現地確認が行われたこと
については一定の評価はできますが、以下の2点を私たちは非常に懸念しています。
1.今回の現地確認の内容はその妥当性を欠いている
私達は長く埋め立て予定地の保全に関わっていますが、埋め立ては海上で行われるにも関わらず、
陸上のみを視察して、申請の通りだったと判断する県の姿勢には疑問を感じざるを得ません。
法律で定められた手続きではないということで、確認内容の妥当性が欠落してもいいとは
ならないはずです。
2.今回の現地確認の取り組みは、沖縄県の同手続きへのこれまでの取り組みと同様、
十分な説明責任と透明性が伴っていない
今回の現地確認については「現地の状況は政府の申請の通りだった」「不承認につながる問題は
見つからなかった」というコメントが当銘健一郎沖縄県土木建築部長のコメントとして時事通信
(8月13日)に取り上げられ、それがWall Street Journal Japan等の影響力をもつ全国メディアに
配信されています。私たちは、このコメントが埋立て申請に対する沖縄県の見解として解釈されること
を問題視しています。このコメントの真偽や説明も含めて、沖縄県は現地確認についてしっかりと
説明責任を果すべきです。
私たちは、以上の懸念があることから、沖縄県に対して現地確認の結果の公開と説明を求めます。
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琉球新報8/14
Posted by 沖縄BD at 00:00│Comments(0)
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