<辺野古アセス>6/15アセス有識者研究会が現地視察

2012年06月18日/ 辺野古アセス

 辺野古アセスの環境アセス有識者研究会の現地視察に関して、市民団体から沖縄県環境影響評価審査会と沖縄県民の意見を聴く機会を設けるよう、防衛大臣・森本敏氏と、有識者研究会座長・中村由行氏宛てに、要望書を提出していました。
 →沖縄BD記事「<辺野古アセス>有識者研究会と防衛省に要請書提出
 有識者研究会の現地視察は、6月15日に行われました。以下、防衛省の回答と、現地視察についての報道です。有識者研究会からの回答は特に寄せられませんでした。防衛省回答に対して、および今回の現地視察に関するコメントは別記事にします。

○防衛省回答
 防衛省からは、以下のような回答が国会議員を通じて6月14日に届けられました(下記に埋め込み)。
 
(回答) 
○本研究会は、沖縄県知事からの意見を勘案して行われる普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書の補正に関して、防衛大臣が自然環境及び生活環境の分野の専門家である有識者から、科学的・専門的な助言を得ることを目的として開催しており、本研究会の構成員が「沖縄県環境影響評価審査会」及び「沖縄県民等」と意見交換を行うことは考えていない。

 
有識者研究会の現地視察報道
 6月15日に行われた現地視察、研究会座長の会見の様子が動画つきでQABニュースで報道されています。
  →QABニュース(2012.6.15)→環境アセス有識者研究会 海から辺野古視察

<辺野古アセス>6/15アセス有識者研究会が現地視察

”普天間基地の辺野古移設に向けた環境影響評価書について、評価書の補正に関わる、防衛省の「有識者研究会」のメンバーが、15日、移設予定地を視察しました。
 有識者研究会は、知事意見が出された、辺野古移設の評価書について、専門的な観点から防衛大臣に助言するため、大学教授ら9人で構成されているものです。
 15日はそのうち6人が辺野古を訪れ、防衛省の職員らと、船に乗って、建設予定地の海域や、サンゴ礁、ジュゴンの食み跡のある場所などを視察しました。
 研究会の中村座長は、研究会はあくまで防衛大臣への助言機関であるとして今回の視察で知事意見補正に向けた具体的な感想などを述べることはありませんでした。
 環境保護団体などは研究会の公開などを求めていますが、非公開のまま2回が終了し答申を出す予定もないということです。”
(最後の一文の「答申を出す予定もない」と述べたのが、有識者研究会なのか防衛省なのかよくわかりませんので問い合わせ中。)

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 防衛省の回答は以下。




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Posted by 沖縄BD at 17:56│Comments(0)
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