沖縄BD地域部会第1号 豊見城支部始動!
2011年10月16日/ 豊見城支部
テーマ別作業部会に続き、地域作業部会の第1号が発足しました。
沖縄としては意外なことに、豊見城という「都市」からの地域作業部会でした。

瀬長修さんの写真。とよみ大橋から撮影。すぐ手前はマングローブ林で、奥の台形になっている森が豊見城城址公園。右手には住宅地が立ち並んでいる。

活動計画は以下のとおりです。既にメーリング・リストでは、活動開始後の興味深い報告がなされていて、会員も学ぶところが多いです。
沖縄といっても、本当に地域の様子も、問題も様々。これからも各地域部会が立ち上がり、イベントだけでなく、恒常的に地域のことを知る機会が増え、「今、こうなんだよ」「うちはこうだよ」と情報交換できることができたらと思っています。その先駆的な会として、大変期待しています。
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2011年9月11日
■名称
沖縄・生物多様性市民ネットワーク 豊見城支部 (略称:沖縄BD豊見城支部)
■種類
1. 地域ネットワーク ○
2. テーマグループ
■沖縄BDまたは愛知ターゲット、名古屋議定書との関連テーマ
都市の生物多様性、ラムサール条約登録湿地
■キャッチフレーズ
守りたい都心のオアシス、ラムサール条約登録湿地の生物多様性
■設置趣旨
豊見城城址公園の森に大規模開発計画がある。南斎場の建設と河岸の道路整備などがその内容。鳥獣保護区であった城址公園が保護区から外され、その後にこの計画が明らかになった。貴重な渡り鳥の中継地である漫湖の湿地と亜熱帯マングローブ森はラムサール条約登録湿地だが、その生態系が危機に陥っている。
ハーリー発祥の豊見瀬御嶽のあるこの公園は、沖縄本島中南部では今や貴重な生態系を保っている生物多様性のホットスポットで、豊見城城址内には沖縄戦の際に陸軍が設けた野戦病院の跡も残されている。山部隊野戦病院の要員と積徳高女所属の学徒看護隊の有志が建てた患者の合祀碑がある。しかし沖縄戦の貴重な歴史史跡であるはずが良好な保存状態にほど遠い状態である。琉球王朝時代の重要なルートの「真珠道(まだまみち)」と呼ばれた小さな里道があり、埋蔵文化財の宝蔵地に位置づけられ、歴史文化において価値が高い。
豊かな水辺や森の生態系など自然と歴史や文化との調和を大切にして、大規模開発の計画を回避して、自然と共存可能な地域計画に代えて行く事を目標に活動する。
■メンバー
氏名 担当 所属
○1 瀬長 修 代表 沖縄・生物多様性市民ネットワーク
○2 岡田 吉央 事務局長 沖縄・生物多様性市民ネットワーク
○3 猪口 明子 会計 沖縄・生物多様性市民ネットワーク(加入予定)
4 岡田 耕子 渉外 なはブロッコリー
■連絡窓口
岡田 吉央 nnachode[あっとまーく]nirai.ne.jp
■活動計画
大規模開発の計画を回避して、自然と共存可能な地域計画に代えて行く事を目標に活動する。
パンフレット制作と配布.議会への陳情
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とてもきれいなパンフレットができています。
パンフレットは沖縄BD・HPの資料ファイルこちらからダウンロードできます。
沖縄としては意外なことに、豊見城という「都市」からの地域作業部会でした。
都心に残された緑
瀬長修さんの写真。とよみ大橋から撮影。すぐ手前はマングローブ林で、奥の台形になっている森が豊見城城址公園。右手には住宅地が立ち並んでいる。
Google map の航空写真
活動計画は以下のとおりです。既にメーリング・リストでは、活動開始後の興味深い報告がなされていて、会員も学ぶところが多いです。
沖縄といっても、本当に地域の様子も、問題も様々。これからも各地域部会が立ち上がり、イベントだけでなく、恒常的に地域のことを知る機会が増え、「今、こうなんだよ」「うちはこうだよ」と情報交換できることができたらと思っています。その先駆的な会として、大変期待しています。
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2011年9月11日
■名称
沖縄・生物多様性市民ネットワーク 豊見城支部 (略称:沖縄BD豊見城支部)
■種類
1. 地域ネットワーク ○
2. テーマグループ
■沖縄BDまたは愛知ターゲット、名古屋議定書との関連テーマ
都市の生物多様性、ラムサール条約登録湿地
■キャッチフレーズ
守りたい都心のオアシス、ラムサール条約登録湿地の生物多様性
■設置趣旨
豊見城城址公園の森に大規模開発計画がある。南斎場の建設と河岸の道路整備などがその内容。鳥獣保護区であった城址公園が保護区から外され、その後にこの計画が明らかになった。貴重な渡り鳥の中継地である漫湖の湿地と亜熱帯マングローブ森はラムサール条約登録湿地だが、その生態系が危機に陥っている。
ハーリー発祥の豊見瀬御嶽のあるこの公園は、沖縄本島中南部では今や貴重な生態系を保っている生物多様性のホットスポットで、豊見城城址内には沖縄戦の際に陸軍が設けた野戦病院の跡も残されている。山部隊野戦病院の要員と積徳高女所属の学徒看護隊の有志が建てた患者の合祀碑がある。しかし沖縄戦の貴重な歴史史跡であるはずが良好な保存状態にほど遠い状態である。琉球王朝時代の重要なルートの「真珠道(まだまみち)」と呼ばれた小さな里道があり、埋蔵文化財の宝蔵地に位置づけられ、歴史文化において価値が高い。
豊かな水辺や森の生態系など自然と歴史や文化との調和を大切にして、大規模開発の計画を回避して、自然と共存可能な地域計画に代えて行く事を目標に活動する。
■メンバー
氏名 担当 所属
○1 瀬長 修 代表 沖縄・生物多様性市民ネットワーク
○2 岡田 吉央 事務局長 沖縄・生物多様性市民ネットワーク
○3 猪口 明子 会計 沖縄・生物多様性市民ネットワーク(加入予定)
4 岡田 耕子 渉外 なはブロッコリー
■連絡窓口
岡田 吉央 nnachode[あっとまーく]nirai.ne.jp
■活動計画
大規模開発の計画を回避して、自然と共存可能な地域計画に代えて行く事を目標に活動する。
パンフレット制作と配布.議会への陳情
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とてもきれいなパンフレットができています。
パンフレットは沖縄BD・HPの資料ファイルこちらからダウンロードできます。
Posted by 沖縄BD at 13:52│Comments(3)
この記事へのコメント
豊見城支部の瀬長です。
ご紹介いただき、ありがとうございます。
今現在の活動状況は、作成したパンフレットを地元の字豊見城で、説明しながら一軒一軒配布しています。
工事の計画を知らない人は8割ぐらいでしょうか。地元なのに…。
それはそうと、絶妙のタイミングで、明日(2011.10.17)那覇市牧志駅前ほしぞら公民館にて「ラムサール条約40周年記念 市民公開シンポジウム」が開催されます。
このシンポジウムで工事計画が明るみに出れば、状況が一気に変わるかもしれません。
チャンスではありますが、私は仕事があるので参加は出来ません。
(「市民公開シンポジウム」といいながら、平日の昼間に開催する感覚が理解できません…。)
豊見城市長も閉会挨拶で登壇するようですが、豊見城市のウェブサイトには何も載っていませんので、代わりに那覇市のサイトのアドレスを貼り付けておきますね。
http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kakyouhozen/osirase/ramsar.html
参加できる方は、是非ご参加ください。
よろしくお願いします。
ご紹介いただき、ありがとうございます。
今現在の活動状況は、作成したパンフレットを地元の字豊見城で、説明しながら一軒一軒配布しています。
工事の計画を知らない人は8割ぐらいでしょうか。地元なのに…。
それはそうと、絶妙のタイミングで、明日(2011.10.17)那覇市牧志駅前ほしぞら公民館にて「ラムサール条約40周年記念 市民公開シンポジウム」が開催されます。
このシンポジウムで工事計画が明るみに出れば、状況が一気に変わるかもしれません。
チャンスではありますが、私は仕事があるので参加は出来ません。
(「市民公開シンポジウム」といいながら、平日の昼間に開催する感覚が理解できません…。)
豊見城市長も閉会挨拶で登壇するようですが、豊見城市のウェブサイトには何も載っていませんので、代わりに那覇市のサイトのアドレスを貼り付けておきますね。
http://www.city.naha.okinawa.jp/kakuka/kakyouhozen/osirase/ramsar.html
参加できる方は、是非ご参加ください。
よろしくお願いします。
Posted by 瀬長修
at 2011年10月16日 14:27

「ラムサール条約40周年記念 市民公開シンポジウム」に行ってきました。豊見城市長は開会からずっと閉会まで聞いていました。市が進めようとしている南斎場の建設と河岸の道路整備は漫湖の湿地の生態系には大問題、と市長には事前に言ってあったので、どんな考えでずっと聞いていたのかぜひ聞いてみたいところです。ちょうど今月の豊見城市の広報が漫湖での自然観察活動の写真を表紙に使っているのですが、これが市長のパフォーマンスに終わるのではなく、聞いて分かって計画を変更する実現型の結果を見たいものです。
瀬長さんも言っていた饒波川の美化に取り組む市民団体の話を市長が閉会挨拶で取り上げていましたが、生態系に優しい美化のためには少なくとも自然河岸の森と川のつながりを舗装道路で分断する様な事は絶対にすべきではない事を理解したものと思いますが、次の一手を見極めましょう。
地域の合意形成の絶対的な不足や、市議会へ「反対がない」との虚偽報告を問題にした県議会への陳情は9月定例会で土木環境委員会へ付託されて継続審議に成っていますが、今日もシンポジウムに来ていた県自然保護課課長の耳にも入っているはずです。
シンポジウムでの話では、18日にも漫湖水鳥湿地センターでワークショップをするそうですが、どうやらこれは市民参加型のイベントではない様で、何の告知もされていません。
情報を開示しないで事を進めて来ている豊見城市と、自然を回復させようと一生懸命に見える那覇市、かみ合っているんでしょうか?間に入るはずの環境省や県の動きが今のところ見えていません。
瀬長さんも言っていた饒波川の美化に取り組む市民団体の話を市長が閉会挨拶で取り上げていましたが、生態系に優しい美化のためには少なくとも自然河岸の森と川のつながりを舗装道路で分断する様な事は絶対にすべきではない事を理解したものと思いますが、次の一手を見極めましょう。
地域の合意形成の絶対的な不足や、市議会へ「反対がない」との虚偽報告を問題にした県議会への陳情は9月定例会で土木環境委員会へ付託されて継続審議に成っていますが、今日もシンポジウムに来ていた県自然保護課課長の耳にも入っているはずです。
シンポジウムでの話では、18日にも漫湖水鳥湿地センターでワークショップをするそうですが、どうやらこれは市民参加型のイベントではない様で、何の告知もされていません。
情報を開示しないで事を進めて来ている豊見城市と、自然を回復させようと一生懸命に見える那覇市、かみ合っているんでしょうか?間に入るはずの環境省や県の動きが今のところ見えていません。
Posted by 岡田 吉央 at 2011年10月18日 01:45
賛同者が少ないようですが信念がおありの様ですね。ただ一つ心配なのがあなたの周りの人,門中、家族には相談されたほうがよいのでは。実際、評判は良くありませんよ。
Posted by 豊見城区民 at 2011年10月24日 17:15