普天間爆音訴訟団2次訴訟原告募集~静かな日々を返して~

2011年10月16日

普天間飛行場の飛行差止めと閉鎖に向けて
静かな日々を返せ
~第2次原告団を募集します~

普天間爆音訴訟団2次訴訟原告募集~静かな日々を返して~
       子どもたちの未来が
       爆音やフェンスで
       阻まれることがないように
       私たちは声をあげる
       安心して学べる学校を
       静かに眠れる夜を
       私たちの手で取り戻そう

       (原告募集パンフレットより)


                                      2011.9.9真志喜公民館での説明会


「普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団」が、第2次原告団の募集を開始しました。12月までの募集、2012年、第2次裁判への提訴を目指します。
対象はうるささ指数75WECPNL以上コンター区域(防音工事対象地域)。


琉球新報2011年10月6日記事
普天間爆音訴訟団2次訴訟原告募集~静かな日々を返して~


沖縄タイムス2011年10月6日記事
普天間爆音訴訟団2次訴訟原告募集~静かな日々を返して~



 以下が、原告の書類受付の日程です。
普天間爆音訴訟団2次訴訟原告募集~静かな日々を返して~



問い合わせは「普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団」事務所
〒901-2202 宜野湾市普天間1-1-14(1F)電話・FAX 098-893-5004 (午後1時~5時)

普天間爆音訴訟団2次訴訟原告募集~静かな日々を返して~


普天間爆音訴訟については沖縄タイムスのこちらで読むことができます。


[飛行差し止めの上告棄却]
また、普天間爆音訴訟団は爆音の原因である米軍機の飛行差し止めを求めて最高裁に上告していましたが、10月11日付で上告棄却がされました。訴訟団、弁護団の抗議声明を下記に貼り付けます。
訴訟団の方から、「人権救済の最後の砦であるはずの司法までがアメリカに屈従して沖縄を蹂躙することは絶対に許せません!」と、私たちに転送されたものです。

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普天間基地爆音訴訟
上告審決定に対する声明

1 最高裁判所は、2011年10月11日付で、普天間基地爆音訴訟について、米軍機の飛行差止を求めていた住民らの上告を棄却し、上告受理申立を不受理とする決定をなした。
2 本訴訟では、すでに損害賠償については、普天間基地の爆音の違法性を認めて住民らに対する賠償を命じた福岡高等裁判所那覇支部の判決(2010年7月29日)が確定している。
 しかし、住民らの唯一最大の願いは、「静かな夜を返せ」という点に尽きる。この点、最高裁が、差止請求について、従来からの「第三者行為論」の適用により、日本政府には米軍の規制する権限がないとして住民らの請求を退けたのは、極めて不当である。
 日本政府は、自らの日米安保条約締結と地位協定上の合意により、米軍に対して欠陥基地である普天間基地を提供したのであり、本来、同基地からの違法な爆音に直接責任を負う立場にある。
 したがって、最高裁は、法治国家における憲法の番人として、住民への人権侵害を排除するために、国に対して爆音の根絶に向けた新たな判断を行うべきであった。従来からの枠内の判断にとどまり、人権侵害の現実から目を背け、司法の果たすべき役割を放棄し続ける最高裁に対して、私たちは強く抗議するものである。
3 普天間基地の返還が正式に合意されてからやがて15年が過ぎようとしている。この間、普天間基地の爆音の違法性も司法によって認定され、また、普天間基地撤去を求める沖縄県民の運動は広がっているにもかかわらず、いまだに普天間基地は15年前と同様に居座り続けている。
 しかしながら、普天間基地撤去を求める運動は着実に前進している。私たちは、本日の最高裁決定を乗り越え、さらに幅広い住民を結集して第2次訴訟を提起し、次こそは普天間基地を現実に撤去させる決意を表明するものである。

   2011年10月13日

普天間米軍基地から爆音をなくす訴訟団
普天間基地爆音訴訟弁護団


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Posted by 沖縄BD at 15:51│Comments(1)
この記事へのコメント
はじめましてよろしくおねがいしますぼくおさがしてください
Posted by 大城 at 2011年10月16日 15:53
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