新報:追跡記事「クロスチェック」に注目 & 県議会質問でも

沖縄BD

2013年10月01日 19:39

 9月27日の琉球新報が、沖縄市サッカー場の調査についての追跡記事を掲載しました。

 今回の調査では、政府が行う調査に対して、沖縄市がクロスチェックを行い、沖縄BDもその動向を見守ってきました。そして沖縄市の調査の重要性を伝える役割を担ってきました。また、2つの調査の評価を専門家の意見をとおして行い、その意味とクロスチェックの重要性を発信し続けてきました。
 それがメディアで大きくとりあげられるようになってきました。

 サッカー場からドラム缶が発見された時は「枯れ葉剤」か否かというところに視点が置かれがちだったのですが、今、調査の手順、特にクロスチェックの重要性がじわじわと浸透してきたようです。
 
 県の消極的な姿勢、基地返還後の跡地調査につながることであることも触れています。ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思います。
 
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 さて、この日の新報は2面でも「クロスチェック」の言葉が。
 県議会での代表質問でも仲宗根議員がクロスチェックの視点が今回の調査で生きたこと、今後どう生かすかを県に質問しています。
 答弁の正式なものを見ないとなんともいえませんが「この手法は新たな環境汚染が出てきたとき、他市長村にも十分に参考になるものだ」という答弁は気になります。「新たな環境汚染が出てきたとき」ではなく、正確に環境汚染を把握するために、跡地調査などでこのような手法が必要なのです。そして、「他市町村」とは..汚染については、国の責任でやってもらって、クロスチェックは他市町村。県はどこでどのような役割を果たすのでしょうか。これでは国に丸投げして市町村に負担を強いるだけのようにしか聞こえませんが。「サッカー場全面調査にクロスチェックを生かしていく」という答弁の最初の部分をどう具体的に実現していくか、県議、県民は監視の必要があります。




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