沖縄市サッカー場基地跡地問題:防衛大臣視察・白比川改修
来県した小野寺防衛大臣は、9月7日、沖縄市のサッカー場をを視察しました。
メディアによると、沖縄市長の要求に、防衛大臣の話では答えていません(
青は沖縄市長、
赤は防衛大臣)。
現在、大切なことは「速やかに」ではなく、沖縄市が納得する形で調査を実施することです。このサッカー場をどうするかも、調査の結果によって沖縄市が決めることです。「結果に問題がなければ陸上自衛隊の施設で保管したい」という発言ですが、これまで出た結果では、ドラム缶の内容物には大きな問題があったわけです。これまでのドラム缶の処分についても、PCBの採用する基準値について沖縄防衛局と沖縄市で異なっていたことをどう捉えるのか、このように撤去や保管のことばかりなぜ今、強調するのか、沖縄市はきちんと防衛局に問う必要があります。
・沖縄タイムス
"ドラム缶問題では、東門美津子沖縄市長が「市民に安心を与えるためにも
透明性を徹底してほしい」と求めたのに対し、小野寺氏は「
速やかに調査し、結果に問題がなければ陸上自衛隊の施設で保管したい」と答えた。”
・琉球新報
"小野寺五典防衛相は7日午後、国の環境基準値を超えるダイオキシン類が検出されたドラム缶の発見現場である沖縄市サッカー場の工事現場を視察した。小野寺氏は「
納得いくまで調べ、もう一度、安心して市民がサッカーをできる環境にしたい」と話し、国による早期の全面調査や原状回復に取り組む考えを示した。
視察には、東門美津子沖縄市長や比嘉奈津美衆院議員、市議らが同行した。東門市長は、「(今後も地下から)内容物が出てくる。
国だけでなく、市も(調査に)入らないといけない」と話し、国だけに調査分析を任せず、市も積極的に関わりたい考えを強調した。
小野寺氏は「
ドラム缶は速やかに検査を行い、周辺土壌を調べて速やかに撤去したい」と話した。”
また、キャンプの白比川改修工事の話もでています。白比川といえば、北谷のドラム缶が約200本出たときに調査した川でした。
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