辺野古に軍港機能:埋め立て申請書でさらなる後出し情報

沖縄BD

2013年12月23日 22:00

 12月20日に行った記者会見で、真喜志好一さんが発表した件についての記事をまとめました。

 真喜志さんは、3月22日に出された「公有水面埋立願書」の電子版の「埋立必要理由書」の53頁の図で次の4点の新たな事実が見つかったということを発表しました。

(1)補正評価書までは、護岸(係船機能付)長さ約200mとされていた。それが271.8mと明示されていたこと。
   ・・・オスプレイを積むことができる強襲揚陸艦ボノム・リシャール、 (全長257m)がすっぽり収まり、接岸できることになる。

(2)この護岸に近接して新たに「斜路」が書き込まれていた。
   強襲揚陸艦に積まれているエアクッション型揚陸艇LCACの上陸場所として作られる…ということです。
   ホワイトビーチの斜路に上陸するLCACのビデオへのリンクはこちらです。
   
   
(3)護岸(係船機能付)の陸上部に30m幅の作業スペースを初めて明示した。
   ・・・Google Earthで佐世保の軍港の作業スペースの幅を計測すると、強襲揚陸艦の甲板から30m幅である。

(4)弾薬搭載エリアが、アセスでは約16,000平方メートルであるのに、埋立承認願書では、18,662平方メートルと広くなっていること。

 承認願書の一部である「環境に関し講じる措置を記載した図書」とは、上記(1)から(4)は整合しないので、不承認とすべきことというのが真喜志さんの主張です。

 琉球新報では、これまでの情報を後から出していったアセスからの流れが時系列で並べてくれています。 

 










関連記事