8/6フォーラム「地域を知るコツ!」

沖縄BD

2011年08月04日 03:21

以下、イベントは台風のため中止になりました。
10/8(土)に延期予定です。
またお知らせします。



【第483回沖縄大学土曜教養講座/NACS-J生物多様性の道プロジェクト】

 
フォーラム「地域を知るコツ!」
~生物多様性地域戦略につながる第一歩~




(marucafeで打ち合わせ中のNACS-J安部さんと沖縄BD河村)


地域の自然を守るには、まず現状を把握することが必要です。自然を把握する
調査には、主に行政や研究者やNGO などが行う大規模・広域的な調査と、
地域の市民が地域密着で行う調査の二通りがあります。どちらも大切なデータと
なりますが、現在、市民調査の結果が行政の計画などに活用されることは少ない
ため、今後どのように生物多様性地域戦略に反映していけるか、つまり市民が
地域戦略などの計画づくりに参加することができるのかが大きな課題となって
います。
フォーラムでは、大規模・広域調査と市民調査それぞれの特徴や意味を掘り下げ
「市民と行政が対話しながらつくり上げていく生物多様性地域戦略」につながる
第一歩としたいと思います。

 日にち:2011年8月6日(土) 午後1時~5時
 場 所:沖縄大学 2号館306教室
 参加費:無料
 資料代:300円
 対象:一般の方、エコツアーガイド、市民調査経験者、
    NPO、行政、教員、学生など

【第1部】
13:15 話題提供「地域を知るコトで見えてくる」
(1)「沖縄島のサンゴ礁の現状(沖縄県自然保護課課長・富永千尋)」
  平成21 年度サンゴ礁資源情報整備事業の結果とそれに基づく保全計画を紹介。

(2)「久米島応援プロジェクトによる久米島での活動事例」(WWF ジャパン・権田雅之)
  WWF ジャパンが作成した南西諸島マップや久米島で展開しているプロジェクトの紹介。

(3)「地元の住民自身がモニタリングをすることの重要性-把握→比較→展望、数字(データ)
  から言葉(認識)への脱却-」(琉球大学/沖縄県サンゴ礁保全推進協議会会長・中野義勝)
  地域の人たちが自分で調査データを取ることの重要性を、幾つかのコミュニティを例に紹介。

(4)「市民調査で自分たちの地域づくり」(日本自然保護協会事務局長・開発法子)
  科学・歴史・文化などのさまざまな市民調査の紹介。市民調査から保全計画作りへ。

【第2部】
14:45 グループディスカッション「地域を知るコツ!を考えよう」
         (ファシリテーター:しかたに自然案内・鹿谷麻夕)
     1テーブル5~6名のグループを作り、当日配布する「地域を知るコツ!アンケート」をもとにディスカッション。

なお、ご参加にはお申し込みが必要です。
下記の担当者まで、ご氏名・ご所属をご連絡ください。
■申込先:日本自然保護協会 保護プロジェクト部 安部
 FAX:03-3553-0139/e-mail:abe@nacsj.or.jp

会場についてのお問い合わせは、下記にお願いします。
■問い合わせ先;沖縄大学地域研究所 TEL:098-832-5599

細かいプログラムなどは、下記のNACS-Jウェブサイトをご覧ください。
http://www.nacsj.or.jp/katsudo/waytob/2011/07/-in.html


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