新聞報道:南斎場建設と中部広域火葬場の比較、論壇投稿など。
豊見城支部の瀬長です。
少し遅くなりましたが、2011年1月11日付けの沖縄タイムスの記事と論壇、1月21日付けの論壇をPDFにしました。
PDFの1ページ目は、中部の5市町村でも広域火葬場を建設するという内容。
南部広域の南斎場と比べると以下のような違いがあります。
人口 費用 敷地面積
南部 22万人 26億円(注) 13000㎡
中部 18万人 16億円 5000㎡
南斎場の費用26億円というのは、南斎場(火葬場)のみの建設費用で、実際には3本の道路32億円を追加すると約58億円となり、中部の16億円と比較すると約3.6倍もの費用がかかります。
敷地面積も2.5倍以上です。
しかし、人口を比べると約1.2倍でしかありません。なぜ南部はこんなに大きな火葬場が必要なんでしょうか?
PDFの2ページ目は、自然観測指導員・照屋久子さんの論壇です。
冒頭部分で、那覇・浦添のいなんせ斎場との比較が載っています。
道路建設については、豊見城城址の森と漫湖をつないでいる「唯一残された自然の岸」が、道路によって分断され、生態系への影響を危惧しています。
その道路建設について、PDF3ページ目で糸満市議の浦崎暁さんが詳しく述べています。
特に問題なのは、豊見城市と南部広域組合との会議・協議等議事録が「非公開」となっていることです。
なぜ非公開にする必要があるのでしょうか?
まったく透明性がありません。
隠し事をするのは殆どの場合「やましい事がある」からです。
この火葬場建設計画は「真っ黒な計画」です。
議員さんの中には、早く火葬場を造ったほうが良いという人もいます。
議員というのは行政機関をチェックするためにいると思いますが、「やましい隠し事」があっても知らん振りするのでしょうか?
豊見城市には若い議員さんもたくさんいらっしゃいます。
悪い人の意見に従っていては、悪い人に染まってしまいます。
そうなる前に「何が良いことなのか」「何が大事なことなのか」を考えてほしいと思います。
真っ黒な計画に加担しても、あとで後悔するするのは目に見えると思うのですが。
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