在沖米軍への非難と要求の書簡:不当逮捕と拘束

2015年03月05日/ 日米地位協定/ 抗議声明/ 辺野古

プレスリリースより

沖縄の市民社会30団体から在沖米軍へ
不当逮捕・拘束に対する非難と要求の書簡を送付

2015年3 月3 日、私たち沖縄の市民社会の30 団体/グループは、2 月22 日の米軍キャンプ・シュワブでの在沖米軍による沖縄平和運動センター議長の山城博治氏と宮古島の谷本大岳氏の不当逮捕・拘束を非難し、説明と正義を要求する書簡を在沖米軍に送りました。(下に書簡原文(英文)と和訳文をpdfファイルで添付しています)

シュワブのゲート前のフェンス:「入口」の貼紙

(3月3日のシュワブゲート前のフェンスに貼られた沢山の「入口」のサイン。「ここからフェンスを越えて、基地の中に入れるよ」というサインは、辺野古新基地建設に反対する人々の強い想いを表しています)


私たちは書簡のなかで、
1)目撃者とメディアの情報をもとに、逮捕・拘束の状況を記述し

2)今回の逮捕と拘束が、不当であり、日本国憲法と市民的及び政治的権利に関する国際規約で保証された山城氏と谷本氏の言論・表現の自由の権利を侵害していると訴え、非難し、

3)米軍に対して、
○逮捕・拘束についての説明と、二名が被った不当行為と侵害を正すこと
○沖縄の民意が辺野古新基地建設反対であることを理解・尊重すること
○ 私たちの言論・表現の自由に対する権利を理解・尊重すること、を要求しました。

日本政府が辺野古基地建設を強行し、沖縄の反対運動を権力と暴力をもって排除、弾圧するなか、これまで「傍観」していた基地建設の当事者である米軍も排除,弾圧へと動きだしました。沖縄の市民社会は、これに屈することなく、むしろこれを米軍と直接対峙し、「基地建設反対」の沖縄の民意と私たちの反対運動の正当性を伝える機会だと捉え、この書簡を米軍に送りました。

連絡先:沖縄・生物多様性市民ネットワーク
吉川秀樹 yhidekiy@gmail.com



LettersofsCondemnationsandsDemandkMar-03-15k%E8%8B%B1%E8%AA%9E.pdf (PDF: 48.28KB)在沖米軍への非難と要求の書簡/英語原文

LettersofsCondemnationsandsDemandkMar-03-15k%E6%97%A5%E8%A8%B3.pdf (PDF: 137.21KB)在沖米軍への非難と要求の書簡/和訳文


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Posted by 沖縄BD at 05:53│Comments(0)
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